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Cover Story 中谷美紀×堤幸彦Cover Story 中谷美紀×堤幸彦
MIKI NAKATANI PROFILE
『自虐の詩日記』著者:中谷美紀 幻冬舎文庫 定価:本体495円+税 中谷美紀
1976年、東京都出身。TVドラマ『ひとつ屋根の下』(93年)への出演を皮切りに、『ケイゾク』(99年)、『永遠の仔』(00年)など、話題作に多数出演。また映画では、『大失恋。』(95年)でスクリーンデビュー後も『壬生義士伝』(03年)、『電車男』(05年)、『嫌われ松子の一生』(06年)など幅広い作品に出演、その演技力は高く評価を得ている。待機作に、日本・カナダ・イタリア合作の映画『シルク』がある。他にもエッセイ集、旅行記の刊行など、その活動は多岐にわたる。
YUKIHIKO TSUTSUMI PROFILE
堤幸彦
1955年、愛知県出身。数々のテレビドラマや映画、ビデオクリップ、CMと映像分野で活躍する一方、舞台や音楽関係の仕事も数多く手掛ける。TVドラマ『ケイゾク』(99年)で注目を集め、映画監督としては『バカヤロー!私、怒ってます/英語がなんだ』(88年)でデビュー。代表作は『ケイゾク/映画Beautiful Dreamer』(00年)、『明日の記憶』『トリック劇場版2』(06年)、『包帯クラブ』(07年)など。
『自虐の詩』

STORY
大阪・通天閣のふもとのひなびたアパート「パンション飛田」では、今日もイサオ(阿部寛)がちゃぶ台をひっくり返す音が響く。幸江(中谷美紀)が作ったトンカツも、大枚をはたいて買った寿司も、四方八方に散らばる。無口な乱暴者で酒飲み、その上ギャンブルに明け暮れているイサオ。それでも幸江は尽くし続けた。

  幸江の不運と貧乏は、今にはじまったことではない。宮城県気仙沼で生まれた幸江は、物心つく前に母が家出し、父・家康(西田敏行)は飲んだくれで借金まみれだった。生活は中学生の幸江の新聞配達や内職にかかっていたが、家康は愛人と旅行に行くために銀行強盗をして逮捕され、ムショへ送られた。

  今日もイサオのちゃぶ台返しは続く。見かねた隣に住むおばちゃん・小春(カルーセル麻紀)に別離を薦められても、バイト先のマスター(遠藤憲一)にしつこくプロポーズされても、幸江はイサオと一緒にいられるだけで幸せだった。

  ある日、幸江は医者から妊娠していることを告げられる。喜んでイサオに報告する幸江だったが、イサオは黙って幸江の元から去っていった。数日後、身重の体で働き続ける幸江は、歩道橋から滑り落ちてしまう。生死の間を彷徨う幸江の頭の中では、唯一の親友・熊本さんとの思い出や、転落人生を歩んでいた幸江の目の前に現れたイサオのことなど、過ぎ去った出来事が走馬灯のように駆け巡っていた。そして幸江が目を開けたとき、そこに見たものは…。

『自虐の詩』
監督:堤幸彦
出演:中谷美紀、阿部寛、西田敏行、遠藤憲一、
カルーセル麻紀、松尾スズキ、竜雷太、名取裕子
原作:業田良家「自虐の詩」(竹書房刊)
主題歌:安藤裕子「海原の月」
10月27日(土)シネクイント、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
(C)2007「自虐の詩」フィルムパートナーズ
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写真=中野敬久(中谷美紀)・海保竜平(堤幸彦) スタイリング=市井まゆ(中谷美紀)
ヘアメイク=石川美樹(中谷美紀) 衣装協力=コントワー・デ・コトニエ(中谷美紀)
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