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加藤ローサ
「今だったらもっとこうするのに」と考えることが、女優として成長している証し
加藤ローサ
鹿児島の自然に育まれた元気と東京・渋谷のプライベートな時間

加藤ローサ
アンクレットにしたビーズブレスレット
comodo.(www.ken-on.co.jp/k-shop)
その他私物。

「まだまだこの仕事を続けたいと思った、きっかけの映画になりました」
 ローサさんは鹿児島の大自然の中で育った。8歳の頃は「かなりの野生児」だったとか。
「鹿児島のおじいちゃんの家に住んでいました。山の中にあって、猫と遊んだり、虫を飼ったり、川へ行ったり、山菜を採りに行ったり、気の向くままに遊んでいました」
 内面からわきあがる元気と笑顔は鹿児島の自然の恵み。おしゃれとは無縁な少女時代を過ごしていたという。
「小さい頃は口紅とわからずまぶたに塗ったりして遊んでいました(笑)。学校に通っていた時は制服。学校から帰ったら体操服で遊んでいましたから、そもそもファッションに興味をもつきっかけがなかったですね。この仕事をはじめて、いろんな服を着るようになってから、徐々に興味がわいてきました」
 この日のローサさんの私服は、ロゴが入った白のロングTシャツにチェックのパンツというスタイル。
「いつもジーンズにトップスを合わせるような感じの、シンプルでカジュアルなスタイルが多いですね。仕事の時はとくにらくちんな服を着ることが多くて、今日はビーチサンダルで来ました。洋服は渋谷でお茶したついでに、いろいろ見てまわったりします」
 仕事終わりの夕方、食事の前にお茶をする場所が渋谷。カフェで待ち合わせをして、最近ハマっているという“食べ歩き”に出かけるそう。
「おいしいお店を探すのがマイブーム。とくに和食が好きです。焼き鳥とか干物とか……和食っていちばんおいしいし、落ち着きますね」




女優として着実に成長「25歳でクールな役を演じたい」

最近は出演中のドラマ『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』でダンスを踊っているため、マッサージや整体によく通っているというローサさん。岩盤浴にも行っているそうなので、カラダのケアは万全。女優としての意識の高さがうかがえる。
「女優という仕事は楽しいですね。いろんな人との出会いがあるし、たくさんの経験ができる。役の気持ちになっていろいろ考えて、妄想できるところも楽しい」
 役づくりはあまりせず、いつも現場で監督と話し合ってイメージを固めていく。
「台本を読んで『この役はこういう人なんだな』ってイメージを固めてしまうと、現場で『そうじゃなくて、こんなかんじで』って言われた時に、イメージを変えるのが難しい。しかも、私ひとりで演じるわけではないので、それによってまた演じ方が変わってくる。だから役については想像するくらいでやめておきます」
 昨年は2本の映画に出演、今年に入ってからは主演を含む6本に出演している。作品を経ることで、現在の“演じる”スタイルが確立した。
「前に出演した作品を見た時に『今だったらもっとこうしているのに』って考えてしまうんですけど、そういうふうに考えられるということは、成長しているのかなって思います」
 これまで“元気ハツラツ系”の役を演じることが多かったが「いつかクールな女の人になってみたい」とのこと。
「25歳は大人なイメージがあるので、クールな役を無理せず演じることができるようになるのは25歳くらいかな。その頃になったら、私も落ち着いていると思うんですけどね。もしかしたら、このままだったりして(笑)」
 自然体が魅力。「このペースで仕事が続けられていたら幸せ」と将来について語るローサさんの笑顔は、わき出た水のように輝いている。
「“いちばんきれいな水”は、女の子の心にしんみりくる映画だと思うので、見た人が『一歩踏み出してみようかな』と思うきっかけになればうれしいです」
 一度しかないこの夏。一歩踏み出す勇気をもった女の子だけが手に入れることができる“キラキラ”。ローサさんの笑顔にはその“キラキラ”がたくさんつまっている。

Rosa Kato Profile
1985年6月22日生まれ、鹿児島県出身。リクルート『ゼクシィ』のCM出演で一躍注目を浴びる。ファッション雑誌のモデルとしても活躍し、天性の元気でキュートなキャラクターが同世代の女の子に絶大な支持を得る。2005年に源孝志監督『tokyo tower』で映画デビューを果たし、今年はすでに映画6作品に出演。初主演映画となったウスイヒロシ監督『いちばんきれいな水』では、8歳の心をもつ難しい役を好演。女優としての存在感を示す。現在、CX系テレビドラマ『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』に末吉双葉役で出演中。これからの活躍が最も期待される若手女優。
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写真=海保竜平 スタイリスト=mick ヘアメイク=足立真利子 取材 / 文=次藤 梓
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