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This is a pen.
アルファベットの次に最初に教わった英語のフレーズだった。でも、なんでペンだったんだろう。ペンはペンといわれなくてもペンなんだから。たとえば、その時の先生のキーホルダーに付いていたミニチュアの瓢箪を指しながら“This is a gourd.”と教わっていたら、「すっげぇ! 瓢箪はgourdっていうんだ!」なんて、英語をもう少し好きになっていたかもしれない。
さて、本題のpenである。
最近はすっかりペンを使う機会が少なくなった。パソコンや携帯のおかげで、感覚としては文字は「書く」のではなく「打つ」のだ。
他方、ヤングな方々が指先でペンをクルクル回している姿を見る。それはもう、とにかく鉛筆からシャープペンシル、万年筆はもちろん、直径2cmはありそうなポスターカラー(ポスカ)まで、ペンというペンは親指と人差し指の付け根あたりでクルクルクルクル器用に回す。ちなみにポスカは意外に回し易いんだそうだが、なんであんなことをやるんだろうと不思議でしかたない。おまけにこのペン回しは大会まで行われているとかで、サイトを検索すると出てくる出てくる。韓国やタイにまで広がっているというから、おじさんは驚きで目が回る。
中指の内側にあった、すっかり小さく軟くなってしまったa callus(ペンだこ)を眺めながら、近くにあったグリーンのポスカを見よう見まねで回そうとしたら、1回転もしないで飛んでって、写真立てに当たってガラスを破壊。やっぱり“The pen is mightier than the sword.”(ペンは剣よりも強し)であった。
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